基本コマンド | 説明 |
FILE filename WAVE |
filenameにはwavファイル名を指定します。 このコマンドはWAVEファイルを呼び出すものです。 指定しないとCD−Rに焼けなかったり、 音楽再生できなかったりします。 使用例 FILE F:\test.wav WAVE |
TRACK number AUDIO | numberにはトラック番号を入れます。(2桁で) 普通はトラック1から順番に使っていきます。 使用例 TRACK 01 AUDIO |
INDEX number time | numberにはインデックス番号、timeには時間を入れます。 時間の書式ははmm:ss:ffです。 mmは分、ssは秒、ffはフレームを意味します 音楽CDなのでffというフレーム数で指定します。 使用例 INDEX 00 00:00:00 INDEX 01 00:01:38 この例ではwavファイルの00:00:00から00:01:38まではプリギャップになります。INDEX 00を省略するとプリギャップは0秒です。 |
PREGAP time | timeには時間を入れます。 時間の書式ははmm:ss:ffです。 mmは分、ssは秒、ffはフレームを意味します 音楽CDなのでffというフレーム数で指定します。 使用例 PREGAP 00:01:38 この例は00:01:38のプリギャップをつけるということです。 またPOSTGAPも使えますがトラックデータと一体化するのであんまり意味がないようです。 ここで指定するプリギャップは無音になります。 ファイルの最初に無音部を入れることができます。 |
FLAGS DCP |
デジタルコピーを許可するときはこのコマンドを使います。 TRACKとINDEXの間に入れます。 |
CD情報コマンド | 説明 |
PERFORMER artist | artistにアーティスト名を入れます。 使用例 PERFORMER L'Arc-en-Ciel CUEファイルの一番最初に持ってくることによってCD自体のアーティストをいれることができます。 TRACK **の後に入れると曲ごとのアーティスト名を入れることが出来ます。 |
TITLE name | nameにアルバム名や曲名を入れます。 使用例 TITLE HONEY CUEファイルの一番最初に持ってくることによってCD自体のアルバム名をいれることができます。 TRACK **の後に入れるとそのトラックの曲名を入れることが出来ます。 |
ISRC number | numberにISRCを入れます。 個人製作ではほぼ使いませんね。 使用例 ISRC JPKS00101262 |
CATALOG number | numberにカタログ番号を入れます。 市販CDにも入っているものと入っていないものがあります。 使用例 CATALOG 4988005305749 |
キューシート例 |
説明 |
CATALOG 0000000000000 PERFORMER TESTMAN TITLE TESTCD FILE CDImage.wav WAVE TRACK 01 AUDIO ISRC JP0000000000 FLAGS DCP PERFORMER TESTMAN TITLE TESTMUSIC PREGAP 00:05:00 INDEX 01 00:00:00 TRACK 02 AUDIO ISRC JP0000000000 FLAGS DCP PERFORMER TESTMAN TITLE TESTMUSIC2 INDEX 00 05:00:00 INDEX 01 05:05:00 ------------------------------------- 複数ファイルの場合は下のように繋げていく。 INDEXなどの指定はFILEで指定したファイルの 位置を書く。 ------------------------------------- FILE CDImage2.wav WAVE TRACK 03 AUDIO ISRC JP0000000000 FLAGS DCP PERFORMER TESTMAN TITLE TESTMUSIC3 PREGAP 00:05:00 INDEX 01 00:00:00 |
カタログ番号を13桁で書く このCDのアーティスト名を入れる。 このCDの題名を入れる。 FILEで読み込むファイルを指定する(絶対パスでも可) CDImage.wavからのトラック1の情報を書いていく。 ISRCを書く。最初はJPじゃないとEACではエラーが・・・ デジタルコピーの許可を許す。(別に書かなくてもいい) トラック1のアーティスト名を入れる。 トラック1の題名(曲名)を入れる。 プリギャップを5秒とる。ファイルの最初に5秒の無音部。 CDImage.wavの00:00:00からトラック1をはじめる。 CDImage.wavからのトラック1の情報を書いていく。 ISRCを書く。最初はJPじゃないとEACではエラーが・・・ デジタルコピーの許可を許す。(別に書かなくてもいい) トラック1のアーティスト名を入れる。 トラック1の題名(曲名)を入れる。 CDImage.wavの05:00:00からトラック2のプリギャップ開始。 CDImage.wavの05:05:00からトラック2が始まる。 (つまりINDEX 01は実際の頭だしの位置) FILEで読み込むファイルを指定する(絶対パスでも可) CDImage2.wavからのトラック3の情報を書いていく。 ISRCを書く。最初はJPじゃないとEACではエラーが・・・ デジタルコピーの許可を許す。(別に書かなくてもいい) トラック1のアーティスト名を入れる。 トラック1の題名(曲名)を入れる。 プリギャップを5秒とる。CDImage2.wavの最初に5秒無音部 CDImage2.wavの00:00:00からトラック3をはじめる。 |
FILE CDImage.wav WAVE TRACK 01 AUDIO INDEX 01 00:00:00 TRACK 02 AUDIO INDEX 01 05:00:00 TRACK 03 AUDIO INDEX 01 10:00:00 |
CDImage.wavの 00:00:00からトラック1が始まる 05:00:00からトラック2が始まる 10:00:00からトラック3が始まる |