foobar2000の見た目変更
はじめに
foobar2000という音楽専用のプレーヤーは初期状態では非常にシンプルです。
標準のままでも十分使えるのですが、ほんの少しだけ見た目を変えてみたいと思います。
というのも、カスタマイズに凝ってしまうと・・・かなり深いところまではまりそうな・・・
こんなこともできるよっていう備忘録です。
もし、細かいところまでカスタマイズしたいというかたは
foobar2000 wikiをご覧ください。
一部省略して説明しています。
今回目指す見た目

左からアーティスト、アルバム選択で聴きたい曲をフィルタリングできます。
プレイリストにはWavPackに埋め込んだアルバムジャケット、曲リストが表示されています。
単純ですがこんな感じで。慣れてきたら各自カスタマイズしていってよいと思います。
foobar2000のMediaLibraryの有効化
デフォルトでは有効になっていないと思いますので、まずはMediaLibraryを有効に
します。といっても音楽ファイルの保存場所を指定するだけです。
フォルダの常時監視をしてくれたり、ファイルが多くなっても高速でリストを作成したりと
foobar2000の特徴のひとつだと思います。

「Library」−「Configure」をクリックします。

MediaLibraryの設定画面が開きます。右上のAddをクリックして、音楽を保存しているフォルダ
を指定します。
また、その下のFile typesで認識させるファイル(Restrict to)と
認識させないファイル(Exclude)を設定できます。
今回はWavPackファイルを認識させたいので
*.wv
を設定しておきます。OKをクリックして設定を閉じます。
Columns UIコンポーネントの導入
foobar2000をすでに開いている場合は一旦終了させてください。
こちらからColumns UIコンポーネントをダウンロード、解凍します。

foobar2000のインストールフォルダのcomponentsフォルダにfoo_ui_columns.dllを
コピーします。
foobar2000を起動させます。

インターフェースの選択ができますのでColumns UIを選び
OKをクリックします。

初回にQuickSetupが表示されると思いますのでとりあえず上のように設定します。
Groups(with artwork)を選択しておくとジャケット画像が表示されると思います。

ここまでこのような感じになっていると思います。
Columns UIのカスタマイズ
MediaLibraryを有効にしているので、フィルタ等を使うと使いやすくなります。
「File」−「Preference」の「Display」ー「Columns UI」の「Layout」タブを開きます。

右クリックでベースを分割したり、パネルを追加したりできます。
今回はフィルター2つとNG Playlist(曲リストと画像を表示している部分)で構成します。

右クリックでパネルの追加(Insert)や削除(Remove)、順番変更(Move Up/Down)ができます。
操作しながらいろいろやってみるといいと思います。
「Apply」をクリックすると設定が反映されます。
触りすぎてわからなくなったら「Main」タブのQuickSetupでもう一度最初の設定に
戻すこともできます。

ここまででこんな感じかと。MediaLibraryの情報から左側のフィルターが表示されています。
これでレイアウトを整えます。(エクセルの列幅変更みたいな感じで)

フィルターの項目がGenre(ジャンル)とArtist(アーティスト)になっているので
ArtistとAlbum(アルバム)に変更します。
上のGenreやArtistと書いてある部分を右クリックして変更します。

Filterと書いてあるところは特に必要ないので右クリックで「Show caption」のチェックを
外しておきます。

これでとりあえず完成です。
まだまだたくさんカスタマイズできるところがありますので、自分好みのfoobar2000にすることが
できます。
今回見たところは本当に一部ですので^^