ソフトの準備&EAC設定
EACを使ってWavPackに直接変換する方法を紹介します。
最初の1回のみ設定しておけば次からは簡単に変換できるようになります。
必要なソフト
・Exact Audio Copy(EAC) ・・・すでにインストール、導入編に沿って設定済みとします
・EasyWavPack・・・WavPackへ簡単に変換できるソフトウェア
EasyWavPackの準備
EasyWavPackはMUSIC PC管理人のkazutomo自作のソフトウェアです。
コンソール(文字のみ)ソフトなのでEACから外部エンコーダとして使用できます。
まずは下記リンクよりソフトをダウンロードします。
EasyWavPackダウンロード(346KB)
ZIP形式で圧縮してありますので適当な場所に解凍します。
後でEAC設定の際に指定しますので、なるべく間違えて消さないところにしておくと良いです。
解凍した場所は覚えておきましょう。
今回は例としてDドライブの直下に解凍しました。(Windows7のエクスプローラで見たところ)

EasyWavPackの準備としてはこれで完了です。
実際に圧縮するプログラム(本家バイナリ)は同梱されています。(wavpack-4.60.1フォルダ)
EACの設定
EAC−エンコードオプションを開きます。
エンコードオプションの外部エンコーダタブを選択します。

エンコードに外部プログラムを使用するにチェックを入れ、下記のように設定します。
エンコーダ別パラメータ
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ユーザー定義のエンコーダ
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使用する拡張子
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.wv
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エンコードに使用するプログラムを
パスを含めて指定
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参照ボタンから先ほど解凍した
easywavpack.exeを選択
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追加のコマンドラインオプション
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%source% %dest% %original%
(EACv1.0b2より前のバージョンは
%s %d %o)
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あとの設定はとりあえずチェックを外しておきます。
必要に応じてチェックを入れたい方は入れてください。
なお、ビットレートや高品質、低品質は設定しても影響しないので特に触る必要はありません。
この設定でWavPack(InternalCueSheet + カバーjpg 埋め込み)ができます。
ソフトの動作からいうと、元wavファイルと同じフォルダにあるキューシートと画像を
埋め込みます(ファイルが存在しない場合は単純にwav→wv)
注意:「.log」も埋め込むことができますが、EACではすべての処理が終わった後に.logが出力されるので自動で埋め込むことができません
OKを押して設定を閉じます。これでWavPack圧縮するためのEAC設定は完了です。